One Box -3
「 One Box House 」 -3 さあ、家の場所を正確に…
敷地の中に、「家」を図面通りに建てるための位置出しの作業を「水盛遣方」と書き
「みずもり やりかた」と読みます。「水盛り」は物の水平さを調べる「水準器」を示し
「遣方」とは「・・…のやり方を教えて!」などと言うように、建物の基準となる線がどの
位置にくれば良いかを示します。図面の内容は、紙の上の平面の世界。これからは
現実の大きさの三次元の世界が始まります。写真で見るように地面から80cm程度の
所に横に打たれた板が、全体の「水平」を現しその側面に基準となる線の位置が記さ
ています。
「家」づくりの良し悪しは、工事のどの段階でも「水平と直角」の精度を意識しなければ
なりません。よく床に置いたビー玉が転がる話を聞きますよね。
最初だから。スタートだから。家の質を決める重要な作業です。
この作業は、言い替えれば建物全体の「配置計画」です。
「隣地からどの程度建物をあけるか」「将来ここに物を置くからこれだけ離そう」
「この向きにしたら風が通り易い」「雨が降った時の事を考えこの高さにしよう」
「この高さであれば冬至にここまで日が入る」 等々 家の位置決めには色々な要素
が含んでいます。実際に「水盛遣方」が始まる前にしっかり打ち合わせしてくださいね。
家づくりが本格的に始まる前にこんな風景を見た事がありませんか?
「水盛遣方」 全景



