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快適な住まいを造るには – 01/07

なぜ、FPに家が高性能住宅なのか

↑ この画像(クリックしてみてください。) 「快適で省エネな住まい」を提供する為の研修本の表紙です。H10年頃から始まった「性能研修会」、この本はH13年度版。時が過ぎても「快適な住まい」の造り方は現在も変わりません。
近ごろ少々忘れてきたかなと思い再度ページをめくる事にしました。開くとそうだったと思う色々な計算式・気になったところのメモなどその頃の真剣さを思い出します。

この頃(H10)、住まいの室内環境に対する規制が強化された頃で「性能住宅」とか「高気密・高断熱住宅」とか「 × × 工法の家」とか、いかにも「この造りが最高!」みたいな部分で凌ぎあっていた様な気がします。同じくして「シックハウス」の話も出てきた時でしたね。
あれから20年。今では「部屋の環境が人の健康に影響を与える」 事がたとえば、冬のヒートショック広く一般に理解されてきましたが、今の「住まい」 ほんとうに「快適」と感じられる造り なっているのでしょうか、また「快適な暮らし」が一般に普及しているのでしょうか。

今回は、「快適な暮らし・住まい」にどうすれば近づけるのか、出来るだけ技術論抜きで完結に、そして平易に書けたらなぁ と思います。

(まず実例として)建替えを考えていたMさま、話の発端は「夏、西陽が強く普段も・帰宅後も部屋が暑いのでどうにかしたい」との事でした。そこでご本人インターネットで検索を繰り返し、結果 当社の「家づくりの仕方」にフィット感を覚え来社したとの事でした。住まいを計画するときは、理想だけでなく今までの不具合な所を繰り替えさない様にしたいですね。

さてさて。
ご存知のように、人は体温を夏も冬も一定範囲に保つ「恒温動物」です。体はいつも恒温でいたいと思っているので、回りの環境が我慢できる範囲を超えると「暑い・寒い」という感情が生まれるのだとも解釈できます。冬寒いと服を重ね着するし夏暑いと薄着でいたいと同じです。ですから簡単ですよね、部屋の中に快適と感じる環境を作り出せばいいです。では「快適な住まい」に近づけるにはどうしたら良いかです。(快適と感じるには個人差があること、理解ください。)

今回は、ここまで。
次回もわかりやすくお伝えできる様、ガンバりま~す。
指田建設 Kazuri